高専生の方へ

協定校対象推薦入学特別選抜

 高専生の方は、一般選抜・随時特別選抜の入試を受験することができます。さらに本学では、有為な研究者及び技術者を育成するため、大学や高等専門学校と推薦入学に関する協定を締結して信頼関係を築いて、協定校が人物及び学力共に優秀と認めて推薦する学生を受け入れています。
 なお本学は、専攻科を設置する国内全ての高等専門学校と推薦入学協定を締結しています。

1.募集人員

 各協定校から若干名

2.出願資格

 本学と推薦入学協定を締結している高等専門学校等に所属する者で、次の[要件A]のいずれかに該当し、かつ、[要件B]に該当し、合格した場合は入学を確約できる者。

[要件A]
(1)日本の大学を入学希望月の前月に卒業見込みの者
(2)高等専門学校専攻科を修了見込みの者で、入学希望月の前月に大学改革支援・学位授与機構において学士の学位を授与される見込みの者
(3)大学改革支援・学位授与機構が認定している文部科学省所管外の大学校を入学希望月の前月に卒業見込みの者

[要件B]
(1)本学入学後に取り組みたい研究課題等マッチング確認(以下、「マッチング確認」という。)依頼を行い、マッチングが成立した者

3.マッチング確認

 出願手続前に志願者はあらかじめマッチング確認を行う必要があります。なお、マッチング確認依頼から結果の通知までには1か月ほどの期間を要することがありますので、ご留意ください。
 マッチング確認では、まず、マッチング確認依頼書等の所定の様式及び証明書類を電子メールで本学教育支援課入試係に送付いただきます。その後、本学にて選出した、マッチング確認を担当する教員と面談を行っていただきます。面談は、主にWEBコミュニケーションツール等を用いて行い、本学入学後に取り組みたい研究課題等について話し合います。

4.出願方法

 「3.マッチング確認」によりマッチングが成立した場合は、本学からの通知受理後1か月以内に出願手続を行ってください。
 出願する際は、出願書類を一括して、速達書留郵便で提出してください。なお、教育支援課入試係窓口に持参し、提出することも可能です。

5.出願書類

 マッチング確認、出願書類、出願等の詳細は「学生募集要項」II. 入学者選抜「協定校対象推薦入学特別選抜」をご覧ください。学生募集要項は下記のページよりダウンロードできます。
https://www.jaist.ac.jp/admissions/data/2.2.2.2kyoutei_M.pdf

 

高専生向けインターンシップ

 本学では、高等専門学校の在学生を対象に、教育研究及び先端の施設設備に実際に触れて最先端の大学院を体験していただき、学生の意欲及び知識の向上を図るため、次のとおり募集を行います。
※新型コロナウイルスの感染の状況をみながらの実施となりますので、中止または延期することがあります。

1.募集対象者

 高等専門学校の在学生(専攻科生及び本科生4年生以上)

2.募集時期

 随時。ただし、土曜日、日曜日、祝日、夏季一斉休業期間(8/12、15、16)、創立記念日(10/1)、年末年始休業期間(12/29~1/3)を除く。

3.募集人数

 本学教員が受入可能な人数

4.インターンシップ場所

 北陸先端科学技術大学院大学(石川キャンパス)

5.出願方法

 希望者は、別紙「特別学修生入学願書(インターンシップ用)[EXCEL]」を各高等専門学校の担当窓口を通じて提出してください。
 本学教員の都合によっては、受入期間等に関して御希望に添えない場合があります。

6.出願期限

 インターンシップを希望する開始日の属する月の2か月前の20日まで。(ただし、9月からのインターンシップを希望する場合は6月20日まで。)

7.決定通知

 出願のあった月の翌月下旬に各高等専門学校を通じて通知します。(ただし、7月に出願のあった場合は、9月下旬の通知となります。)

8.修学上において特別な配慮が必要な場合の事前相談

 各高等専門学校の担当窓口は、インターンシップの希望者が修学上において特別な配慮を必要とする場合には、出願予定日の1か月前までに以下の事項を記載した書類(様式任意)及びその参考となる書類を提出してください。

• 出願を予定する学生の氏名
• 希望担当教員
• 受入テーマ
• 希望受入期間
• 障害、病気等の種類
• 日常生活の状況
• 高等専門学校でとられた措置
• 本学において必要となる特別な配慮
• その他参考となる事項

9.インターンシップ内容(内容は2021年度の旧領域での実績)

 希望する研究室に配属し担当教員が指導します。(許可を得た上で、授業を聴講することもできます。)在学期間を終えた時は、学修報告書の提出が必要です。
 詳細内容は、「マテリアルサイエンス系インターンシップ内容 [PDF]」をご参考ください。

分野 教員 受入れテーマ 受入人数 受入期間
環境・エネルギー領域
大平 圭介シリコン太陽電池の作製と評価2名程度1~2週間
金子 達雄生体分子を用いたプラスチックの合成2名以内1~2週間
桶葭 興資生体模倣材料の設計2名以内1~2週間
小矢野 幹夫レーザーラマン分光法の原理と物質評価 ~ラマン分光法の原理と実験~2名程度1週間程度
水田 博グラフェンを用いたナノ機能デバイスの作製と評価2名以内1~2週間
応用物理学領域
赤堀 誠志半導体試料のホール効果測定2名以内1~2週間
安 東秀ダイヤモンド量子センサを用いた計測・イメージング1名以内1~2週間
大島 義文結晶の原子直視観察2名以内2週間
鈴木 寿一化合物半導体電子デバイスの周波数領域計測2名以内1~2週間
徳光 永輔溶液プロセスによる強誘電体薄膜の作製と評価2名以内1~2週間
富取 正彦走査型プローブ顕微鏡による観察実験-針で表面原子・分子を見る-2名1週間程度
堀田 將低温作製酸化Si膜の電気的特性の評価2名以内1週間
水谷 五郎非線形分光法による固体表面界面の研究1名1週間
村田 英幸有機デバイスの作製と評価および有機半導体薄膜の物性評価2名程度1週間~3ヶ月
物質化学領域
篠原 健一ポリマー1分子の直視:高分子鎖一本の構造とダイナミクスのイメージン4名以内1週間以内
谷池 俊明機械学習を用いた物質ビッグデータの可視化3名2~3週間
長尾 祐樹燃料電池の材料研究(オンラインでWebexを利用)1~2名1~2週間(1~2時間程度/日)
西村 俊バイオマス資源の有効利用を目指した固体触媒反応とその評価2名程度2週間程度
前之園 信也磁性体ナノ粒子の合成と構造解析および物性評価3名1週間(応相談)
松見 紀佳エネルギーデバイス向け有機材料の合成と評価2名以内1週間以内
松村 和明高分子化合物を用いたバイオマテリアルの設計と細胞との相互作用2名程度1~2週間
山口 政之ソフトマテリアルのレオロジー解析3名まで1週間~1ヶ月程度(期間と時期については応談)
生命機能工学領域
大木 進野タンパク質のNMR(核磁気共鳴)スペクトルの測定と解析 2名以内1~3週間(時期と期間は応談)
筒井 秀和1)細胞の電気活動を読みとる
2)細胞蛍光イメージング
1~2名程度1週間程度
高木 昌宏人工細胞モデルのダイナミクス3名程度1週間程度
高村 禅微小流体チップによる高機能バイオ・環境センシング3名以内1週間程度(長期のインターンシップを希望する場合は応談)
平塚 祐一モータータンパク質を利用した人工筋肉とマイクロデバイス2名程度1週間程度
藤本 健造光に応答する人工DNAの合成とそれを用いた光DNA操作1名1週間
山口 拓実生体分子のかたちと動き:分子グラフィックスによる解析2名程度1週間程度
知能・ロボティクス領域
ホ アンヴァンソフトロボットのシミュレーション1名1~2週間(年内)
池 勇勳移動ロボットとLiDARセンサを用いた環境地図生成2名以内1週間程度

10.単位認定

 各高等専門学校において単位認定を行う必要がある場合は、評価書(各高等専門学校所定様式)又は証明書(本学所定様式)を作成します。

11.所要経費

 (1) 検定料・入学料・授業料 無料
 (2) 交通費・滞在費等 自己負担

12.宿泊施設

本学学生寄宿舎に空室がある場合は、在学期間中のみ入居可能です。
 (※事前の申込が必要、空室がない場合は要相談。)
 寄宿料日額(税込)1,100円(利用日数19日以下の場合)、布団レンタル代(2,500円程度)は自己負担です。

13.奨学金制度

 本制度は、高専生向けインターンシップ生のうち、より優秀で意欲の高い学生に対し、インターンシップに係る経費の支援を行うものです。

14.その他

 (1) 災害傷害保険及び賠償責任保険に加入している必要があります。
 (2) 本学の概要については、本学ホームページ(http://www.jaist.ac.jp/)を参照してください。

 

お問合せ先

協定校対象推薦入学に関するお問い合わせ

教育支援課 入試係 
Tel : 0761-51-1177
e-mail: nyushi@ml.jaist.ac.jp

インターンシップに関するお問い合わせ

広報室 学生募集係
Tel: 0761-51-1966
e-mail: nyugaku@ml.jaist.ac.jp

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